注意!!マウスガードの保管方法
マウスピースのお手入れってどうしたらいいんだろう??
歯医者では何も言われなかったし、、、、
そんな人向けに、今回は、マウスガードを納品した時に一番よく聞かれる【マウスガードの保管方法】について書いていきます。
せっかくオーダーメイドでぴったりのマウスガードを作ったのに、保管方法とお手入れの方法を間違えてしまうと、マウスガードが変形してしまったり、カビがはえてしまったりして使えなくなってしまうので注意が必要です。
マウスガードの洗い方
マウスガードを使った後は必ず水洗いをしてください。
水洗いをせずにケースに入れてしまうと菌が繁殖してしまい、不衛生になってしまいます。
もし、余っている歯ブラシがあれば、軽く歯ブラシで汚れを落としあげるとより効果的です。歯磨き粉をつける必要はありません。研磨剤が入ってる歯磨きを使ってしまうとマウスピースの表面を傷つけてしまい、汚れが付きやすくなってしまいます。
汚れを落としたあとは、衛生面が気になる方はマウスガード専用の洗浄スプレーがありますので、吹きかけてからケースへ戻すと、より菌の繁殖を抑え衛生的にマウスガードを使用する事ができます。
マウスピースを洗う時に水で流すだけだと嫌だなぁという方には、マウスピース専用の泡で出てくる洗浄剤があります。
この洗浄剤には研磨剤が入ってないので、泡をマウスピースに付けてブラシで軽くこすってあげる事でよりしっかりと汚れを落とす事ができます。
ミントの成分が入っているので使用後もミントのすっきりとした匂いで、マウスピースを使用する前に使っても全然嫌な感じがしません。『元々してたマウスピースの嫌な臭いがなくなった。』という方もいます。
洗浄剤の使い方
マウスガードの洗浄に、洗浄剤を使いたいとう方もいると思います。
洗浄剤を使う場合は、専用の洗浄剤を使用してください。
洗浄剤は義歯の洗浄剤でもいいのかな。。。。?
これもよく聞かれます。しかし、義歯の洗浄剤の種類によってはマウスガードを劣化させてしまう可能性があるので、必ず専用の洗浄剤を使用してください。
洗浄剤を使用する頻度は、気になる方は毎回使用しても問題はありませんが、2~3回の練習後に1回で十分です。
マウスガードの保管方法
マウスガードは義歯と違って、乾燥状態で保管をしてください。
水に浸けて保存をすると、マウスガードが水を吸水してしまい、劣化や変形を起してしまいます。
ケースに穴がいていて、通気性がいいものであれば水洗いの後、すぐにケースに入れても問題ありません。しかし、ケースに穴が開いておらず、密閉型の場合は水洗い後、しっかり乾燥させてから保存をして下さい。
濡れた状態で密閉容器に入れてしまうと、カビや菌が増殖してしまい、不衛生な状態となってしまいます。
マウスガード製作所でお渡ししているケースには穴が開いており、通気性がいいので練習後、水洗いをしてそのまま入れていただく事が出来ます。
熱には要注意
マウスガードはとても熱に弱いです。60℃以上で変形が始まってしまいます。
マウスガードを洗う場合も、熱いお湯で洗ってしまうと簡単に変形して使えなくなってしまいます。マウスガードを洗う場合は必ず冷たい水で洗うようにしてください。
台所のシンク付近に置いておくのも危険です。何かの拍子にシンクの中にマウスガードが落ちて、カップ焼きそばの湯切りのお湯がかかって変形してしまったというケースもありました。
あとは、夏場の車の中も注意が必要です。マウスガードをダッシュボードの上に置いて、車を閉め切ってしまうと高温になってケースの中で変形してしまいます。
不具合がある時
マウスガードに不具合がある時は、作製してもらった歯科医院やショップに必ず連絡しましょう。
自分で削ったり、切ったりしないようにしてください。
マウスガードは一度、切ったり削ったりしてしまうと二度と元には戻らないので注意が必要です。
マウスガードを作る時は何か不具合が起こった時に、相談できる所にお願いするようにしましょう。通販などで購入してしまうと、何か問題が起こった時に対応できず、せっかく作ったのに使えなくなってしまいます。
信頼できる歯科医院でマウスガードを作ってもらうようにしましょう。
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